電気法規・施設管理(4年・選択科目)を受講している学生を対象に大学構内の電気設備の見学会を行いました。小雨がぱらつく中での実施となりましたが,例年見学している受電設備の他に,管財課の配慮によりR3棟(2018年2月竣工)に導入されたミラーサイクル型のガスエンジン発電設備(コージェネレーションシステム)も見ることができ,大変興味深い見学会になりました。ガスエンジンは常用発電設備として導入され,315kWの出力があります。熱利用を含めた総合効率は78%にもなります。このような設備があること,意外と静かな運転音,変電設備として防災の観点から油が入っていないモールド変圧器が使われていることなどに学生たちは驚いている様子でした。
<謝辞>
今年も見学会の準備・引率・説明などでご協力いただいた大学電気保安組織連絡責任者の圓子英徳主任,管財課の菅原節夫主任,大成有楽不動産㈱札幌支店,そして見学会を企画し,電気主任技術者(学科推奨資格)の観点から設備の役割や点検方法等をご説明下さった非常勤講師の田沼和夫様(田沼技術士事務所)に心から御礼申し上げます。
(文・写真/矢神教授)
Comentários