2025/12/14 ウィンターワークショップデイ2025で電気電子工学科オリジナルのバーサライタを製作する電子工作会を実施しました!
- 管理人
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今年のウィンターワークショップデイ2025でもe2 club & 電気電子工学科主催の電子工作会を実施しました。その名も「光の魔法!LEDバーサライタを作ってみよう」です。
今回、オリジナルで開発したバーサライタは、必要な機能を持っていて一番安価(190円)に購入できたPICデバイス、PIC16F687-I/Pマイクロコントローラを使い、7個のLEDとオリジナルの表示データを書き込むことができるようにするためのロータリー・スイッチやタクト・スイッチを約50mm×80mmのプリント基板に収めたものになっています。
製作時間の制限から、参加して頂いた皆さんには7個のLEDと7本の抵抗だけをはんだ付けして頂きましたが、それでもはんだ付けを完了するまで1時間ぐらいかかってしまいました。
完成した後、激しく点滅しているように見えるLEDが、その基板を持って手を振ると「HAPPY !」や「HELLO !」という文字が浮かび上がってくることが分かり、驚いたり感嘆の声を上げたりしていました。
過去にこの電子工作会に参加して電子工作に興味を持ったので今回も参加させて頂きました、と言うような方々もいて、とても盛況なうちに終えることができました。ただし、今回は予算と準備時間の関係から40セット分しか製作キットを用意できず、せっかく会場まで来て頂いたにもかかわらずお断りしなければならない方もいて、その点は申し訳なく思っています。
参加して頂いた皆様方には、心より御礼申し上げます。
そして、思い返せばバーサライタとの付き合いは古く、応用電子工学科に在籍していた時には「電子工学実験Ⅱ」という科目の中でSPLD(Simple Programmable Logic Device)の一種であるGAL(Generic Array Logic)デバイス:GAL16V8D-25LPを使って、ロジック設計から実際に製作(はんだ付け)・動作確認までを実施する授業を行っていました。この記事を読んで「そうそう、やったなぁ~」と思い出してくれる卒業生がいたら嬉しいですね。
また、そのGALを使ったバーサライタ製作をアレンジして、北海道工業大学時代のイベント「第1回面白エンジニア教室」でも地域の方々に電子工作を体験して頂くようなことをしていたことを思い出しました。
そして、電気電子工学科でも「エンベデッドシステム実験Ⅰ」という授業の中で、一部、プログラミングと電子工作を体験する教材としてバーサライタを扱っていたこともありましたね。
なんか、まったく成長していないな、と言うか、どれだけバーサライタが好きなんだ!?、と言われそうですね。
最後に、できれば来年度も電子工作会を実施して、ものつくりの面白さや、自分が作ったものが動作した時の感動を、多くの方々に味わって頂ければと思います。



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