2026/2/4(水)に電気電子工学科の2025年度第2回目の卒業研究発表会が実施されました。
- 管理人
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2024年度から電気電子工学科では卒業研究発表会を12月と2月の2回に分けて実施しています。その第2回目の卒業研究発表会が2/4(水)にG203教室とG204教室の2教室で実施されました。
札幌は、1月下旬から2月初旬にかけて2回、これまでにない大雪に見舞われましたが、発表会当日は太陽も顔を出す穏やかな天気に加えて、気温も4~5℃程度という「立春」にふさわしい雰囲気の中で第2回目の卒業研究発表会の日を迎えました。
今回は、矢神ゼミ・伊藤ゼミ・渡部ゼミ・横山ゼミ(G204教室)と、木村ゼミ・佐々木ゼミ・一戸ゼミ・増田ゼミ(G204教室)の8ゼミの卒業研究発表会が行われました。
G203教室で午前中に行われたのは、矢神ゼミと伊藤ゼミです。
矢神ゼミの研究テーマを一言で表すと、ますます私たちの生活に必要不可欠になっている「電力」と「AI」の融合、そして「温故知新」です。これまでのように再生可能エネルギーの発電量をAIを利用して高精度に予測するアルゴリズムを研究するテーマや電力システムに関する研究、そして一世紀前の電気自動車から新たな学びを得るという研究テーマについての発表がありました。
矢神ゼミの研究テーマ
・一世紀前の電気自動車に学ぶ〜Detroit Electricのレストアと技術的考察〜
・教育・研究活動の効率化を目的とする電力系統解析ソフトウェアのマニュアル作成(2)
・GFMインバータ電源を用いた系統周波数・電圧制御に関する研究
・機械学習を用いたJEPXスポット市場価格予測精度向上に向けた研究(2)
・機械学習を用いた北海道エリアの風力発電量予測精度向上に向けた研究(4)
・機械学習を用いた北海道エリアの太陽光発電量予測精度向上に向けた研究(4)
今回の伊藤ゼミの研究テーマを一言で表すと、「誰もが暮らしやすい世の中を目指して」です。日頃から感じている思いをIoT技術を使って改善・解決していくような実践的テーマについての発表がありました。
伊藤ゼミの研究テーマ
・女性の健康に関する知識共有と意識改善を促す仕組みの研究
G204教室で午前中に行われたのは、木村ゼミと佐々木ゼミです。
木村ゼミの研究テーマを一言で表すと、「地域を活性化する工学」です。これまで何年も関わりあっている国際スポーツ雪かき選手権大会で利用できる雪かきセンサーグローブに関する研究テーマやスポーツやゲームにVRやAIを活用するための研究テーマについての発表がありました。
木村ゼミの研究テーマ
・雪かきセンサーグローブの改良に関する検討
・VR スポーツトレーニング応用を目指した視覚・触覚刺激の反応時間計測
・AI によるリモートカードゲーム対戦の不正検知システム
・直感的操作を目的としたドローン操縦インタフェースの作成と評価
・体験型教材によるプログラミング講座の実践と評価
佐々木ゼミの研究テーマを一言で表すと、「学生サポートと芸術への工学の活用」です。電気電子工学科で取り組んでいる電気工事士資格取得をサポートするためのツールを独自に開発するテーマや、あまり縁がないと思われがちな「芸術」と「工学」を融合させるような研究テーマについての発表がありました。
佐々木ゼミの研究テーマ
・資格取得のための学習支援システムの開発に関する基礎的研究
・電気電子工学技術を利用したInstallation Artに関する基礎的研究
ここまでで、午前の発表の部は終わりました。
午後になっても穏やかな天気が続き、高めの気温の中、木々の枝から雪解けに伴う雫が太陽光で煌めきながら滴っていました。
G203教室で午後に行われたのは、渡部ゼミと横山ゼミです。
渡部ゼミの研究を一言で表すと、「役立つ光」と「十人十色」です。光計測技術を利用して色々なものを明らかにしていく研究テーマに加えて、学生個々の志向に合わせて独自の研究をしていくテーマについての発表がありました。
渡部ゼミの研究テーマ
・蛍光灯下におけるImageJを用いたニュートンリングの解析
・調光レンズの色彩応答時間と後退時間の関係性
・近赤外線を利用した教材開発の提案
・札幌市内の一般家庭でのスターリングエンジンの利用の検討
・BIMを用いた電気施工管理の効率化とその効果
・オプトジェネティクス対応型温度フィードバック制御システムの開発
・Talbot干渉計を利用したアルコール飲料の屈折力測定
横山ゼミの研究テーマを一言で表すと、「身の回りに活かす数学」です。数学を活用して自分の身の回りにある事柄について数学を活用しながら解決に結びつけていくような研究テーマについての発表がありました。
横山ゼミの研究テーマ
・野球チーム上位進出予測のための統計分析
・数値気象予報モデルに関する研究
G204教室で午後に行われたのは、一戸ゼミと増田ゼミです。
一戸ゼミの研究テーマを一言で表すと、「ミストCVD」と「マイコン」です。新たな太陽電池やパワーデバイスを実現していくためにミストCVDを活用する研究テーマや既存の建物に対する設備工事にマイコンと無線通信を利用することを提案する研究テーマについての発表がありました。
一戸ゼミの研究テーマ
・ミスト CVD を用いた Al2O3の製膜
・ミスト CVD による ZnSe/ITO 積層構造についての研究
・ミスト CVD による ITO/ZnSe 積層構造についての研究
・Raspberry Pi Pico Wを用いたボイラーの施工簡易化
増田ゼミの研究テーマを一言で表すと、「量子サイズから地球規模まで」です。量子力学を扱う研究テーマがある一方、地球規模の測位システムを扱う研究テーマもあるなど、幅広いサイズ感のある研究テーマについての発表がありました。
増田ゼミの研究テーマ
・RTK-GPS の測位原理と、測位精度の検証について
・量子力学の基礎と量子ドットにおける共鳴トンネル効果について
・量子力学の基礎と、量子囲い柵による自由電子の閉じ込めについて
12月に行われた第1回目の卒業研究発表会に引き続き、この第2回目の卒業研究発表会も穏やかな天気に恵まれ、多くの学生さんおよび教員が参加する中で活発な質疑応答も行われるなど、とても盛会な卒業研究発表会となりました。

すべての発表が終わってから学生および教員全員がG203教室に集まった後、学科長の小島洋一郎教授から、これまで頑張ってきた4年生に対して労いと称賛の言葉が贈られました。


発表された4年生の皆さん、大変お疲れさまでした。



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