電気電子工学科では、在学生の資格取得に対して色々な支援を実施しています。
その一つが国家資格である電気工事士の資格取得支援です。
電気工事士は、建物内の電気工事をする際、その工事の内容によっては必要となる国家資格です。
電気工事士には第一種と第二種があり、いずれも学科試験と技能試験があります。第一種、第二種共に年2回、受験機会があります。
電気電子工学科では、電気設備系の企業に就職する学生もいることから、学科試験に合格した学生を対象とした技能試験対策講座を毎年、実施しています。
その第二種電気工事士上期技能試験対策講座(技能講習)が6月4日(火)から始まり、7/19(金)に終了しました。
技能講習では、その日に行う配線作業問題について学生個々が予習をし、受講当日に実際に配線作業を行い、配線作業を終えた後は教員のチェック・アドバイスを受けることで経験を重ね、技能を磨いていきます。
なお、配線作業の練習に必要な工具や材料(ケーブルや配線器具など)はすべて、学科から提供されています。また、佐々木教授の卒研ゼミで作成している配線作業の解説動画も提供されました。
また、今回の技能講習には、すでに電気工事士の資格を取得している電気電子工学科4年の学生がSAとして技能講習の補助要員として活躍していました。
そんな技能講習を通して、初回の講習では絶望的と思われた学生も、回を重ねるごとにみるみる上達し、最後には合格間違いなし、というレベルまで上達した学生もいました。
そして、2024年度の第二種電気工事士上期技能試験は7月21日(日)に実施されました。
受験した学生さん全員が合格し、自分の進路の糧になることを祈っています。
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